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【炎上】巨人原監督、セDH制導入提言に続き「人的補償なくす必要ある」と衝撃発言し自己中すぎるとネットから批判殺到

若大将の球界改革提言、第2弾―。巨人・原辰徳監督(61)が4日、FAによる人的補償制度の撤廃を訴える私案を披露した。FAは選手の権利であり、尊重すべきと考える指揮官は「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」と意見。人的補償の存在が“足かせ”となっているのでは、と疑問を呈した。また、今オフのFA権行使を受け、本格調査していた楽天・美馬学投手(33)、ロッテ・鈴木大地内野手(30)の獲得へ正式に動き出す方針を明らかにした。

 覚悟を決めて、原監督が再び物申した。今オフにFA宣言した選手との交渉が3日から解禁となり、FA戦線がいよいよヒートアップしてきたこのタイミングで、声を上げた。「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」。あくまで私案と位置づけて訴えたのは、FAによる人的補償制度の撤廃。先日はセ・リーグもDH制を導入すべきと声を上げたが、それに次ぐ改革への第2弾だった。

 原監督は以前から「FAは選手の名誉なこと。(FA宣言して)手を挙げたら、ちゃんと意見を聞いてもらうのは選手、ルールに対する感謝と敬意」と話し、移籍による野球界の活性化を訴えてきた。だが、人的補償で誰かを失う可能性が参戦への足を鈍らせている。宣言選手だけでなく、補償で移籍する選手をドラフトで獲得した担当スカウトを含め、野球界への敬意を欠く行動なのでは、と以前から疑問を抱いてきたという。

 人的補償とは、獲得したFA選手が前球団での旧年俸上位10人に入るA、Bランクだった場合、前球団が28人のプロテクトから漏れた選手(外国人選手と同年ドラフトで指名した新人を除く)の中から1人を指名して獲得できる制度だ。ただ、現状の28人では、1軍登録の29人すら全てカバーできる数ですらない。「明るいことなんだ、FAは。それを、28人プロテクトがどうだって、暗いニュースに変える。そこは絶対にあってはいけない」。昨オフもFAで丸、炭谷を獲得し、広島に長野を、西武に内海を人的補償として送り出した。長年の功績を挙げた選手がつかんだ“職業選択の自由”に対し、他の選手が自由を奪われることは、過去にも是非は問われている。

 今年もソフトバンクからFA宣言した福田は5球団以上の争奪戦と現状、今オフ一の過熱ぶりを見せている。もちろん実力を評価してのものだが、そこに人的補償のかからないCランクであることも、人気助長の一因と言われる。

 代替となる私案も挙げた。金銭補償の割合を上げる。撤廃にならずとも、プロテクト枠を日本シリーズ登録人数と同数の40人に拡大する。何もこの日、今オフもFAで美馬、鈴木の獲得に乗り出す方針を固めたから、言ったわけではない。「(時代の流れに)逆行してる。変な話だよ」。資金力のある巨人のため、ではなく、本気で球界の未来を案じている。(西村 茂展)

 ◆FAのランクと補償 FA選手獲得で生じる補償は、その選手が所属していた球団での年俸ランクによって異なる。外国人を除く上位1~3位がA、4~10位がB、11位以下はCランク。A、Bには人的、金銭補償が発生。Cランクは補償の必要がない。

 ◆選手会は「FA補償金の撤廃」を要求 日本プロ野球選手会は移籍の活性化に取り組み、FA資格取得条件の緩和を求めている。同選手会では高額の補償金が障害となり、FA資格を取得しても実際には移籍が難しいものになっていると指摘。この移籍の難しさから、FA宣言自体を躊躇(ちゅうちょ)する例が多くなっていると分析し、FA補償金の撤廃を要求している。




ネットから批判殺到









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